富谷ソーラーパネルポテンシャルマップ
ポテンシャルの推計方法
太陽光発電ポテンシャル推計は、以下の方法で行いました。
1 | 日射量の推計 |
本市全域における年間日射量を解析しました。日射量の解析は、全天日射量(直達日射量と散乱日射量)を対象に、地形や建物等の周辺状況を考慮して建物データごとに年間日射量を推計して行いました。 |
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2 | システム容量の 推計 |
設置可能なシステム容量は、以下の計算式を用いて推計しました。推計の対象建物は建築面積50m2以上の建物とし、建物は全て南向きとしています。 |
3 | 年間発電量の推計 |
1、2の推計結果から、REPOSの太陽光発電ポテンシャルにおける算定方法を参考に、以下の計算式を用いて年間発電量を推計しました。 |
4 | 年間CO2削減量の推計 |
また、年間CO2削減量は以下の計算式を用いて推計しました。 |
5 | 電力量料金削減額の推計 |
3の年間発電量の推計結果から、太陽光発電の自家消費による電力量料金の削減額を、東北電力の電力単価を用いて以下のように推計しました。 |
6 | 余剰電力売電収入の推計 |
また、太陽光発電の余剰電力の売電による売電収入は、売電単価から以下の計算式を用いて推計しました。 |
7 | 電気代節約額の推計 |
5、6の推計結果から、太陽光発電による電気代の節約額を推計しました。節約額は、自家消費による電力量料金の削減と余剰電力の売電収入を合計して推計しました。 |
- 太陽光発電ポテンシャルマップの注意事項
- 太陽光発電のポテンシャルは、一定の条件を設定して推計した結果となっています。
建物状況は使用した地図データの作成時期(2007年から2008年にかけて整備)や精度によるため、最新の状況が反映されているものではありません。
日射量や発電量は解析度5mのDCMデータを使用しています。本解析では、ポテンシャル推計で対象とした建物面積50m2以上の建物については、高さの解析精度がある程度担保されていますが、一部の建物が密集する場所などでは正確な高さデータの表現が困難な場合があり、実際の日射量や発電量と差異が生じる可能性があります。